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関税定率法等の一部を改正する法律案

217閣法議決日: 2025-03-31
議案詳細(参議院)

この法律案は、最近の日本や世界の経済の変化などに対応するために、関税の税率などを必要に応じて見直すもの。主な内容は次のとおり。

1. 個別の品目についての関税率の見直し

  • 鉱工業品4品目のうち、「1,6-ヘキサンジオール」などは基本の関税率を0%(税なし)にする
  • 「リチウム=ビス(オキサラト)ボラート」は一時的に決めている税率(暫定税率)を0%(税なし)にする

2. 重加算税制度の見直し

  • 電子取引の取引情報に関する電磁的記録が、必要な条件を満たしてしっかり保存されていれば、隠したりごまかしたりした場合でも、関税の重加算税を特別に重くする対象から除く

3. 暫定税率などの期限延長や見直し

  • 令和7年3月31日で期限が切れる、411品目の一時的な関税率(暫定税率)や、特別緊急関税制度について、期限を1年延ばす
  • 砂糖を加えた調整品(5品目)の暫定税率を下げる
  • 令和7年3月31日で期限が切れる、沖縄での関税についての特別な仕組み(選択課税制度)は、期限を2年延ばす
  • 児童福祉法に新しくできる「乳児等通園支援事業」で使う脱脂粉乳を、給食用脱脂粉乳の対象に追加し、関税を軽くする

4. 特別特恵関税の見直し

  • 特別特恵税率について、「後発開発途上国」に準じた国も対象国として追加する

5. 施行期日

  • この法律は、特別に決まっているもの以外は、令和7年4月1日から効力を持つ
インターネットや電子システムでの取引についてやりとりされた記録
通常の税に加えて、さらに重く課税されるペナルティ的な税額
経済的に発展が遅れている国からの輸入品にかける、特別に低い関税率のこと